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ゆめうつつまぼろし
蝕の刻 / 嗚咽する空の内側に
赤い絵具
やわらかな朝
叙文
嗚咽する空の内側に
夢に夢見た日々の記憶
天秤の涙
振り出しに戻る
捩れた「開放」が嘲笑う
新世界標本
旧態間接人形
枯れた蔦の這う頃に
正しい愛が正しい絶望に変わるまで
沈黙の白昼
泥濘の理
温もりはまだ此処に
灰色の眩暈
真白な狂気
蝕の刻
跋文